2002.4.2更新

CephaloMetrics AtoZ V(5.0)のご案内 (2)


各社デジタルレントゲンのJPEG画像取り込みに対応
 ここ最近、普及著しい各社デジタルレントゲンのJPEG画像取り込みに対応しました。JPEG画像は等倍で取り込むためにキャリブレーションが必要ですが、AtoZでは2種類の方法でキャリブレートすることができます。
また、当社販売商品のコンピューテッドラジオグラフ デジセフの場合、Windows版CephaloMetrics AtoZならば直接デジセフを動作させて画像の取り込みを行うことができますし、また、デジセフのIPプレート専用のキャリブレーションボタンも付いています(Mac版、Win版共)ので、お好きな方法で画像を取り込むことができます。

<キャリブレーション方法 その1>  縦と横の解像度情報を入力する方法。
レントゲンメーカーや機種によって、それぞれ画像の縦と横の解像度の値が異なります。これを事前に入力しておくことでキャリブレートする方法です。

●「JPEGデジセフ」ボタンを押します。

●「カスタム解像度」ボタンを選択して、縦と横の解像度 ( dpi ) の数値を入力します。

以上これだけの操作で画像を等倍で取り込むことができます。しかも、入力した数値は記憶していますので毎回入力する手間はかかりません。

●これらはデジセフ専用のIPプレート選択ボタンです。 該当するボタンをクリックするだけで、IPプレートのキャリブレートが行えます。

<キャリブレーション方法 その2> 2点または4点入力キャリブレーション方法。
あらかじめ画像自身に大きさのわかるもの(ノーズサポート等)を一緒に写しておき、その2点(又は4点)間のポイントの位置と距離を入力することでキャリブレートする方法です。

Point 1

Point 2

 

 

 

 

※画像の縦と横の比率が判っている場合は2点キャリブレーションで、わからない場合は4点キャリブレーションで行います。

レントゲン撮影時のキャリブレーション用アルミメジャーは当社にあります。ご注文ください。

フェイシャルダイヤグラムの重ね合せ位置と平面のカスタマイズ化
 今までのバージョンでは、重ね合せ位置と平面の組み合わせはF.H.とS.N.とSN-FHの3種類しか選択することができませんでしたが、今回から新たに「Custom」ボタンを追加し、お好きな位置と平面で重ね合せができるようになりました。

標準値は3個まで選択して表示させることができます。 重ね合わせのパラメータを入力します。

基準点:Sella、基準平面:Sella-Nasionの場合 基準点:ANS、基準平面:Porion-Orbitaleの場合

注意: 基準点と基準平面の選択ですが、フェイシャルダイヤグラムを構成するポイントを選択した場合にのみ標準値、データを表示させることができます。